”防げません！！”　（きっぱり、、）　 ウイルスソフトで検知や駆除ができるのは、そのウイルスソフトが持つ”ウイルス定義ファイル” にあるものだけです。わかりやすく言うとある病気（ウイルス）に対してのワクチンのないものに 関しては治療も予防も出来ないということです。
ウイルスという言葉の定義が実はとても曖昧な部分があり、 最近よくあるパソコンの画面上にて虚偽のエラー報告を出す 不正プログラム、”あなたのパソコンに***個のエラーが検出 されました”などの迷惑ソフトは確かに不正ソフトではありますが、 ウイルスソフトが駆除の対象としてるウイルスではありません。 そのようなグレーな不正ソフトに対してはウイルスソフトはほとんど 機能を果たしません。（定義づけの判別が難しく、また次々に新種が 出ますので対応できないのかもしれません。）
そのような不正ソフトが侵入するのはそのほとんどが、ソフトウェアのダウンロードのときです。 ネット上の無料ソフト（フリーソフト）をダウンロードする際に、正規サイトからではなく非公式サイト から行った際に、そのダウンロードしようとしたソフトと一緒に侵入するケースが一般的です。 また前述の通りこれらの不正ソフトはウイルスソフトの定義に無いものがほとんどなので、仮に ウイルスソフトでパソコンをスキャンしても”お使いのパソコンに脅威は検出されませんでした。”  という結果がでます。